こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

青い彼岸花にまつわる謎は作品的に解き明かさなくてよかったが考察してみた【鬼滅の刃】

 

最終回で少し触れられた青い彼岸花

いわゆる本編の中で触れられなくて良かった。

 

もちろん解明される可能性もあったかもしれない。

 

少し妄想すると疑問は多々浮かんでくるが、

そこは作者の優しさとして納得できた。

 

 

 

 

 

もくじ

 

f:id:tanonobu:20200529195807j:plain

 

 

 

青い彼岸花は存在するのか?

 

もちろん存在する。と仮定。

 

長年、鬼を使って探させていた。

そして偶然鬼が見つけた山奥が竃家。

思念派で無惨に教えるが

朝陽が昇る間近だったため

そのまま鬼は息絶える。

 

無惨はその情報を基に訪れたが青い彼岸花は無かった。

 

近くに住んでいた竈家。 

問いただして惨殺したか

成分的に何かあると思い

血を摂取、(一部を)食らったか

 

その中で禰豆子は偶然助かったのか

あえて実験台にしようと思い生かしたのか。

 

そんなところを明かしたところで

そこまで晴れる心は無い。

 

鬼の最初は、と言うが、

そのへんは憎悪、念と薬が融合して鬼を創った、みたいな。

 

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

この流れで繋げたお話。

青い彼岸花はどうやってできるのか?

そんな仮説。

 

 

青い彼岸花 【二次創作】

 

 

「少し早いが明日は泊まれ。見せたいものがある」

 

研究室に泊まる禰豆子。

次の日から5日は帰る。

そんな日々を繰り返していた。

 

 

日中はまだ暑い日が続くが

今朝は少し冷えている。

 

 

「そろそろ起きてくれないか」

 

布団の中でもぞもぞして

ひょっこり顔だけを出す禰豆子。

まだ早いですよ、と言いながら目を閉じる。

 

「早くしないと置いて行くぞ」

 

扉を開ける。

と同時にがばっと起き支度をする。

 

辺りはまだ薄暗い。

眠い目をこすりながら

とぼとぼ歩くふたり。

 

いつもの道から逸れて歩く。

もうすぐ陽が昇り始めるので明るくなる。

ちょうどよい時間だ。

 

「ここにも彼岸花が咲いているんですね」

 

そこら中に咲いているので珍しくもない。

少し死角になった山の斜面の一角に

積まれた石が並ぶ場所。

 

陽が昇り始め辺りは少しずつ明るくなる。

数十本の赤い彼岸花に囲まれ

1本だけ淡い青色の彼岸花が咲いていた。

 

「青い彼岸花・・・」

 

何かを思い出したかのように

伸ばした手が止まる。

 

 

 

その1本は光を受けると

赤茶色に変色し力なく茎から倒れてしまった。

 

「私・・・この花・・・見たことある・・・」

 

頭を押さえ記憶の奥底を探る。

何かを思い出そうとする禰豆子。

 

そんな気はしていた。

 

 

「お前が初めて泊まった日、どうにも寝付けなくて

 早くから外へ出たんだけど、

 山の斜面の向こう側が気になったんだ」

 

昨日とは違う目線。

そんな気分もあり初めての場所を歩いてみた。

 

偶然並んだ石に気づき

考えているうちに夜が明け

一瞬だけ青い花が見えた。

 

何かを思い出したのか涙を流す禰豆子。

それでも俺の話を聞いている。

 

「藤の花びらが落ちる。地中の水分で色素が溶け出し

 その水分を彼岸花が吸収する。

 多くの花は藤の毒素により枯れてしまうが

 彼岸花はもともと毒性があるため

 それが中和されているのだろう。

 それが一定量溜まるか、一瞬光を浴びた時に青色に変わる。

 しかし光を浴びすぎ光合成をした途端に

 毒の均衡が保たれなくなり、すぐ色素が分解され枯れてしまうのだろう」

 

 

枯れた花を見つめながら

小さな声で禰豆子が話し始める。

 

「・・・うちの裏にも藤の花がたくさんあって・・・

 朝早く起きてお水を汲みに行くとき見たことあるの。

 そう、あの日も・・・お母さんが・・・」

 

 

震える禰豆子をそっと抱き寄せる。

 

どうして竈家だったのかが気になっていたが

やはり珠世様の予想通りだった。

ここでは藤の花の香りが強すぎて

鬼は近づけなかったのだろう。

 

夜な夜な鬼たちを使って探させていた。

そして偶然に見つけてしまった。

それを伝えてから陽の光で絶命した。

だから陽が落ちてからやってきたのだろう。

 

 

数日間悩んだ。

この事実に触れない方がいいのではないか。

しかし、

ここでは多くの彼岸花が咲いている。

偶然に青いものが咲いていたとすれば

偶然にそれを見たとすれば。

 

俺の口から説明した方が良いと思った。

 

そんな考えを察してくれたのか、

禰豆子は眩しそうに陽を眺め大きく深呼吸する。

それから少し背伸びして俺の頭を撫でてくれた。

 

「もし俺たちが鬼のまま来ていたとしたら

 この石に何かしらの力を感じたかもな・・・」

 

不自然に並ぶ石。

数百・・・数千年もの間、

ここで誰かを待っていたとしてもおかしくはない。

 

 

「でも、私が愈史郎さんを助けたし、泊まったからだし

 私のおかげもあるし・・・・・・責任取ってくれますよね」

 

「わ、分かってる」

 

腕を絡め笑顔を向ける。

 

「じゃぁ・・・帰ってもう少し寝ていいですよね」

「はいはい・・・」

 

 

青い彼岸花を見せることは悩んだが

過去との清算、俺の自己満足かもしれない。

すべてを明らかにしたうえで

コイツと一緒になりたいと思った。

 

 

成すべきことはこれから考えていく。

いつまで一緒に。

 

 

 

 

妄想大爆発ですがそれっぽく。

その場所から彼岸花を採取して研究室で育てる。

 

 

初期に炭治郎が禰豆子のために作った竹の籠。

あれを作ったのでしょう。

一瞬の光を浴び青くなった彼岸花

すぐさまその籠をかぶせ日が当たらなくする。

 

時代が進むにつれて研究&改良される。

 

本誌最終回へつなげるのであれば

治療薬等の研究で蝶屋敷のアオイへ。

そして現代へ、みたいな。

 

 

こじつけまとめ 

 

無惨の主治医も藤の花で薬を作っていた?

だから青い彼岸花の存在を知っていたが

すぐ枯れてしまうので現状は

薬にしようが無いし効果も分からない。

 

 

青い彼岸花だった(枯れた)ものを

試しに薬にして投与したところ

無惨が興奮状態になって鬼化した、みたいな。

 

その主治医が目印のために石を置いた。

そもそも、その主治医は人ならざる者・・・とか。

 

るーみっくわーるど的な。 

 

単行本出たらまた色々考察したいですね。

 

 

 

 

 

 

鬼滅の刃(22) 缶バッジセット・小冊子付き同梱版 https://tc-animate.techorus-cdn.com/resize_image/resize_image.php?image=05071149_5eb3774a3f838.jpg 

 

鬼滅の刃(23) フィギュア付き同梱版  

 

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

tanonobu.hatenablog.com