こじんてきしゅかん

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東京ラブストーリー2020は異世界物のラノベ。主題歌は「1/3の純情な感情」が良かった【9話・10話感想】

 

東京ラブストーリー2020の9,10話。

 

異世界に転生して両親が好きだったドラマの主人公になってみた

 

なろう小説のアニメは導入部(設定説明)が長く

気が付くとあっという間に終わっているイメージ。

 

嫌いと言うわけではないが

ドラマと見ていた自分は

紆余曲折を経てこういった考えに至った。

 

状況説明が丁寧すぎて

各キャラクターの心情を映し出す。

ぶっちゃけ、リカとカンチ以外は

脇役と言っても過言ではないので

ドラマチックな演出は必要ないと思う。

 

前回の主題歌「ラブストーリーは突然に」は素晴らしかった。

 

そう、

突然芽生えた愛情だからこそ

芽生えていた愛情がもつれ

それに苦悩している姿が歌詞とマッチし

メロディが流れただけで心情を察知した。

 

 

そんな突然が無く、

本丸を責めるが如く外堀を埋め兵糧攻めをする。

 

リカとカンチにまつわる背景を少しずつ映し

丁寧に心情の変化を繋いでいく。

 

 

小説ならばまた違った味わいが

あったかもしれないがこれはドラマ、映像を見ている。

 

ラノベが人気と言われる昨今、

そういった展開に合わせているとすれば

今の若者は案外受け入れていても不思議ではない。 

 

 

やはりアニメや活字のように感じる。

見方はそれで間違っていないはず。

 

 

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もくじ

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第9話

 

ほら!リカは良い女じゃん!

 

恥ずかしいほどの演出。

いいじゃないいいじゃない。

 

決意新たにひと皮むけたカンチ。

 

赤名から逃げるなら今だぞー

部長はかっこいい。

 

 

前回と少し流れが違っているのか

終わりが近づくにつれ加速する展開。

 

 

カンチとサトミもひと皮むけすぎ。

 

あぁ・・・長崎かわいい。

 

お互いを意識し憎む様、

女同士の冷めた静かな戦い。

 

意地悪なサトミは見たくなかったが仕方ない。

 

自己を取り戻す長崎

自己嫌悪するサトミ

 

男どもの気持ちは置いてけぼりだ。

後のケンカのシーンがあるが、

お互いがヒールに徹し

ここでひと悶着していたほうが良かったのかもしれない。

 

それぞれその日がどうやって終わったか不明。

 

いきなり家に押し掛ける三上など、

場面を作ったのであれば

どこかに繋げるように・・・

あっ、

プレゼントしてくれなかった恨みを回収した?

 

それは別れる理由として

三上に直接言ったほうが良かったが

悪女になりかけているのだろう。

 

 

男くさい演出も悪くない。

しかしこだわるのは夜景。

氷を買いに行った体だろうが

わざわざ外に行く必要がない。

 

 

今更そんなこと言い合っても感。

丁寧に状況を説明しているが、

もう終盤だけど大丈夫だろうか? 

 

 

リカとカンチのテレビ電話とハガキ。

デジタルとアナログ。

この表現は分かりやすくて良かった。

 

重荷になっている

無理していると気づかず

明るくふるまうカンチ。

まだまだ幸せそうだ。

 

毎日国際電話しいるが

それこそLINEすればとか思ってしまう。

 

  

三上と長崎の東京サブストーリーに力を入れてくれたんだ!

 

コロコロ性格が変わる長崎に

振り回される三上。

一途とはそういうこと。 

 

そうカンチとリカも同じように・・・ 

 

 

2か月後・・・

 

えっ?

 

 

リカからの電話に躊躇うカンチ。

何かあったかは語られないが

冷めるの早すぎじゃないですか。

 

それにカップ麺じゃなくて

おむすびか弁当やろ!

 

 

と、

BGMとたわいもないシーンで

2か月経過したとかの方が感じが出る。

 

そして2020年3月。 

んっ?絵面がビートルズかな?

 

 

頼もしくなるカンチ。

くっつく三上と長崎。

 

あぁ・・・この間に何が・・・

心象描写の推移もなく・・・。

 

昼→夜。それも東京タワー・・・?!

 

カンチと三上は今の一度も会わなかったのか?

あぁ、国家試験で忙しかっただろうし。

 

LINEくらいできるだろ。

 

 

俺はもうダメだ。楽なほうへ行く。 

悪魔の囁きを自分自身で口にする。

セリフでの状況説明は正に小説。

 

サトミの天使と悪魔会議ではないが、

 

ゆっくりと近づく唇。

思いとどまったようにサトミが言う。

「リカさんはどうするの・・・」 

みたいな。

 

ただ弱さを見せたカンチのため

天使の羽を見せるサトミ。

堕天使なんだろうけど。

 

何も葛藤のないまま普通に。 

 

確認を取れば共犯だったが、

確信犯になってしまったサトミ。

ああああああ、風邪ひいてるのに!

なんてベタな展開なんだ。

 

 

第10話 

 

戻ってきたリカ。

困惑するカンチ。

何かを察知していても燃え上がる。

 

 

世の中の男性から見ると

今回のリカは面倒な女性なのだろうか?

 

 

(これまでの素行は置いといて)

一途に思ってくれる

(受け取り方の問題だが)

心遣いができる

(程度の問題だが)

気を使わなくていい

 

対価を求めようとすると

心苦しいかもしれないが

対等の立場で考えれば素晴らしい女性だ。

 

やっぱり部長くらいにならないと

気づかないものなのだろう。

 

 

正直、

三上と長崎のシーンがあるのは嬉しい。

しかし、

このシーンが必要かと言われると・・・。

 

計算高い三上のこと。

これが切り札だと思っていなかったはず。

夜な夜なベットの上で長崎に語っていなかったのか?

 

ただ試したかった、

自分への愛を確かめたかったのか?

 

最後になって自分の信じる道、

一緒になるにあたって確証を得たかった。

 

かっこいい。

 

しかしこのシーンは必要なかった。

 

 

次のカンチとサトミの下り。

セリフで、演技で誤魔化しているが小説のようだ。

 

どれだけ相手を想い

どれだけ心が揺れているか

クライマックスを軽い言葉で流すのは冷める。

 

いっそのことLINEで謝って別れたら?

 

そう言いたくもなるほどだ。

誰もが前へ前へ出て自己主張をしている。

 

 

そして開いた口が・・・

 

と言うか個人情報うんぬんより

友だちだからって医者が情報漏らしちゃダメだろ。

 

異世界なら仕方ないが。

 

前回と違う何かをしたかったのだろう。

多分悪手と思うのだが、

(見たことはない)

ひと昔前の昼ドラっぽい展開。

 

リカはチート能力を手に入れた。

赤ちゃんができたから、

そう言えば何でもできる。

 

 

 

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が、

それができないリカ。

強くなければならない。

カンチが描くリカでなくてはならない。

 

ひとりで苦悩していたのだろう。

 

最終回への伏線は不明だが、

男同士のケンカのシーンなどカットして

仕事中のリカ、トイレに駆け込むシーンや

倒れたりするシーン、

体調が悪くてカンチに電話したシーンなど

どんなベタな場面であっても伏線にはなるし

様々な心象描写の推移を語れることができたはず。

 

テレビ電話も無理してたとか

妊娠していたことを察することはできない。

 

 

醜くなるサトミ。

最後の強がりを言うリカ。

 

 

やはり病院で三上が目撃するのは不自然。

 

誰も知らずに赤ちゃんと一緒に消えるのがリカらしいと言える。

 

もしくは、

後に三上がカルテを発見しカンチに告げる。 

(ダメだけども)

 

泣き崩れるカンチ、みたいな。

 

 

 

まとめ?

 

意味不明だったキーワードの看板。

何となく回収された。

(リカと別れた・リカと一緒になった)

後に、カンチが会社で見かけた雑誌に

この絵が載ってる、みたいな。

 

終わりよければすべてよし。

 

全てに対して前回と比べられる中、

安易につっこみだけをしたくないのもそうだが

見方を変えて楽しもうとしている。

 

 

タイトルにもなったが、

1/3の純情な感情」という

るろうに剣心というアニメのエンディングテーマがあった。

 

当時大ヒットしたと思うが、

様々な思いを抱えるキャラクターに

はまった歌詞だったかもしれないが、

当時も含め東京ラブストーリーにもはまった

歌詞だったのではないかと感じた。

 

  

東京ラブストーリー2020は今。

異世界かもしれないが数か月前に起こった物語だ。

 

時間がかなり飛び

どうとでもなる設定になった。

最終回の祭りへ向けて一直線。

 

5年後・・・

また時間が飛ぶのもあり得るが

前回と時間軸と展開も大きく異なってきた。

 

前回の心残りだったリカ。

長崎が入ってきたせいでもあるが(暴言)

今回は部長と一緒になれば救われるかもしれない。

 

そもそも誰の子か分からない(暴言)

 

そんな疑心暗鬼のカンチの姿も予想できるが

そこは一途なリカを理解してないからだろう。

 

揺れる心情を表現しきれてないとは言わないが

やはり小説のような感じを受けなくもない。

 

マンガのようでもあり小説のようでもある。

すべては今風に分かりやすい描写のため

全てのキャラクターにスポットライトを当て続けていたのだろうか?

 

 

そして、

散々言ってきた夜景と東京タワー。

 

カンチが言う

リカ=東京

 

リカの愛の物語2020。

 

あぁ・・・東京タワーはリカなんだ。

 

昼間に登場する回数は少ない。

夜景、夜に登場する東京タワー、

いつも闇を明るく照らしている。

カンチから見れば綺麗なリカ。

が、

リカからカンチを見た時は夜景。

自身の心の闇を表わしているのだろう。

 

東京タワーの夜景が綺麗だ

東京タワーの光が夜に映える

 

活字で示せる範囲は狭い。(語彙力)

しかし映像ではどうだろう。

 

心象や時間の推移を表現できる。

 

ここで三流なドラマであれば、

東京タワーをバックにナレーション。

 

「俺はこの時次に起こることを予想していなかったー」

 

そうはならないのが東京ラブストーリー

 

 

 「思ったこと全部顔に出るからー」

 

帰国したときにすべてお見通しだったリカ。

それでも傷口を塞いで(我慢して)

愛がこぼれない様にカンチを引き留めようとした。

 

燃え上がって確かめた結晶。

 

 

さて、先に述べた主題歌。

今の今まで引きずっていた。

 

主題歌の「灯火」はひも解いていないが、

ドラマの最終回の後に、と思い歌詞をちらりと見る。

 

僕たち。

 

視点は置いておく。 

リカと赤ちゃんの心象に重ねる。

バッチリ・・・いや気のせいか?

 

 

最終回?の予告。

リカが入水自殺とかしそうで怖い。

 

さぁ、どうなる。

 

 

 

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