こじんてきしゅかん

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東京ラブストーリー2020はもうダメかもしれない。制作意図が掴めないからまたつっこみが増える【7話・8話感想】

 

東京ラブストーリー2020の7,8話。

 

出だしからドロドロ行くと思えば 

ケーキが良かった!

(この後スタッフが美味しくいただきました)

 

そのまま怒ってケンカになると思いきや

普通の恋人同士のような

自然と友だちの話をする普通のシーン。

こういったのどかな感じ、これ良くない?

 

掴みはOK! 

 

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もくじ

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第7話 

 

幸せのふたりからのサトミのシーン。

決心がー

決心の意味は置いとくが

少し気になることも置いておく。

 

 

出だしがよかったが8分の命。

ここから始まる状況説明がだるい。

 

部長かっこいい。

 

 

そして急展開。

えっ?円満に進んでいたのに?!

そこはカンチとサトミの関係が怪しくなって

リカが退職を決める、みたいな流れが自然なはず。

 

リカってばこっそり男と会って

今の仕事に魅力がー

本当にやりたいことがー

カンチ全然関係なくなってるよね?

 

 

それぞれ苦悩を抱え進んでいく。

じごごうごく、んっ?

 

そしてまた盛り上げる。

このシーン良かったですよね。

前作って転勤とかの話だったじゃないですか。

今回は自分で決めて退職願を出して

ふたりの関係性を問いただす、見つめ直すシーン。

 

「俺、会社辞めてきた・・・」

「ど、どうしてそんな大切なこと私に相談せずに!

 子どもだって家のローンだってどうするのよ!」

 

みたいな逆バージョン。

恋人同士の段階であれば

リカの言うこと間違ってないですよね?

 

とは言え、

男って悲しい生き物。

やはり結婚という先々を見てしまうものなんですよ。

 

そういったすれ違いですが

とても共感できるシーン。

これはもうさすが。面白くなってきました。

 

 

あぁ!女性の一人暮らし。

夜だしいきなりドアを開けないで!

 

演技、いいんじゃないですか?

心情の変化、自分語りをして成長を見せる。

そして・・・サービスカット!

 

あぁ・・・サウナぇ・・・。

 

普通に飲み屋でいいじゃない。

サービスしたいこだわりがあったのだろうか。

 

・・・

・・・

・・・

 

いや、ふたりでビール飲めや!

(きっとつっこませたいのだろう)

 

 

そしてブラックサトミん登場。

LINEを多投しているのなら

サトミがどうやって返事したかが知りたかった。

 

 

三上に関しては意外と自己分析ができてない男。

これまで散々女性と別れてきて

(そもそも付き合う定義が違うかもだけど)

その痛みを感じてなかったのは

サトミへの思いを誤魔化していたのかー

そんな語りは少し痛い。だがそれがいい

 

とは言え、

三上とリカのシーンは良いと思うけど

やっぱりこれは三上とサトミのシーンであるべき。

 

そしてカンチとリカのシーン。

これは遅すぎるのでは、と不安になる。

やはりLINEで何かの前兆を示した方が

そこから繋がる何かもあるはず。

ギクシャクした感を出したいのであれば余計に。

 

 

ハイヒールもはさみで切るとか

何かこう、陰へ行ってから見せる陽的な何か。

同僚と買い物に行って

捨てたから吹っ切れたよ、

それも現代的と言えばそれもアリなのだろう。

 

傷心に傷心を重ねた三上。

封筒はやはり婚姻届けだったが、

これはもうそれをダシにして復縁を迫るべきだった。

 

そもそも封筒に入れる几帳面さはない。

だとしたら最初にサトミのアパートの

郵便受けからこっそり入れろとか。

 

それを見て本当に心揺らぐとか決心が鈍るとか。

 

三上から出て行けって

言われたならともかく

サトミから出て行ったわけだから

ただ王子様が合いに来てくれた

悲観したジュリエットみたいな立ち位置は

やはり性格が違うのではないかと感じる。

 

 

変わらない自分と思っていたが

いつの間にか立場が逆転する。

そしてサトミの反撃に合い涙する三上。

 

女性の強い、みたいな印象付けとかね。

 

と思えば予告でそれらしきシーンが。

繋がるのかとても心配になる?

 

 

今回は序盤から飛ばし続けたせいで

終わりは少し物足りない感じだった。

 

しかし、テンポよく進むシーンは

(やはり男性には嬉しくないサウナ、エキストラの無駄な演出を含め)

これまでと違いを見せている。

ま、まだ慌てる時間じゃない。

 

 

今話の私的ベストシーンは、

サトミが園で同僚と話をしながら正門を開けるシーンだ。

 

 

 

第8話

 

あぁ・・・セリフ回しに抵抗が・・・。

 

 

どうにもリカがインテリっぽく感じてしまった。

もっとこう、

理屈ではなく感情に素直な女性なはず。

かといってその考えは非常に合理的だ。

 

 

回を重ねるごとに高ぶる感情、

性格のズレがひどくなり

ただキレたら怖い女、みたいな印象を受ける。

 

ただの自分勝手や自由奔放ではない

押しつけがましい押し付け(語彙力)

謎めいた魅力的な女性像からズレた性格付け。

リカの回想が無いために余計そう感じた。

 

やはり性格付けが混迷している。

 

 

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イテッ ←これ素ですよね。

 

 

「熱いうちに食べちゃって~」

 湯気ぇ!

 

出来立ての釜を指で押さえたら熱いよ!

 

つっこまずにはいられない。

 

 

カンチと三上が語るシーン。

セリフ回しがくどいとか説明っぽい、

それぞれを通り越して

画面上の自分に語り掛けているような印象だ。

 

サトミが携帯でためらうシーン。

好きな人の写真くらいは入れそうなタイプ。

むしろ思い出の写真を消そうとする、ではなかろうか?

 

 

図書館での三上はかっこいい。

 

が、

カンチとサトミ

お互い職場で私用電話って。

こういったシーンをちょくちょく挟むと萎える。

 

お葬式のシーンでもそうだ。

三上はかっこいいが

 

父親の死を持って落胆したのか、

父親の姿を見て落胆したのか、

父親の言葉を聞いて落胆したのか、

 

それが夕暮れの浜辺のシーンでの対比。

過去の自分との決別を表わしているのであれば

やはり何かが足りないような気がした。

 

葬儀場の控室・実家でのシーンなど

激高した過去のシーンがあって

この寂しい、後悔しつつ海辺へ歩いてきた。

もちろん海辺での回想シーンだっていい。

 

もっと誰かの心が揺らぐような、

サトミや長崎が三上に電話やLINEを躊躇うシーン、

三上がとぼとぼ歩いた先にお祭りの準備してるなー、みたいな。

 

 

これを察しろ、

そう言わんばかりに次のリカの退職シーン。

感情を整理できるはずもない。

 

 

そして伏線回収の旅行の約束。

最終回への伏線ともなるのだろうか?

 

予約入れるね♪

直前に土曜日の予約取れる?

そこはずっと前から予約して

こっそり旅行に行こう!

リカの性格からいえばそうだろう。

 

 

続くリカの状況説明。

ほかの方々はこれを見て

あっ、またすれ違う。

きっと旅行に行けなくなる。

・・・そっちの約束断るんかーい!

 

ハラハラドキドキしただろうか?

 

 

自分は萎えた。

これは後でカンチが何かしらの方法で知り、

後悔して追いかけるなどするパティーン。

 

視聴者にも見せない方が良いシーン。

 

 

素人が外野からものを言うのは簡単だ。

それぞれの切羽詰まった表現を

続けてしたかったのだろうが

 

(正確な時間は分からないけど)

あぁ、もう時差!

 

相手が徹夜で仕事している可能性もある。

これまでの展開の遅れを取り戻そうと

状況説明に終始したシーンが多く

自分は多分無表情で見ていただろう。

 

そして伏線になるであろう結婚指輪。

(今話最後の伏線と最終回への伏線?)

 

三上もかっこいいし

長崎も可愛い

 

白衣のままのふたりは絵になる。 

今話のベストシーンだろう。

 

 

なのにそこから2人で飲むのか・・・。

3人で飲むシーンもそうだ。

そんな流暢に話すサトミを見たいわけではない。

 

メインはカンチとリカだ。

 

にしても誰を慰める場なのか?

ただサトミは文句を言うためだけに来たのか?

(そうなのかもしれないが)

 

後悔の念なのか

誰かのためにあえて変わらぬ自分を押し通すのか

 

今回初めて見ている人はどうだろう?

自分は展開がバラバラで混乱した。

最終回に対する伏線だとしても

前回と前話のギャップが激しく

感情移入ができず真顔になった今、

これを挽回するのは難しいと思う。

 

そしてすれ違う思い、

安堵したカンチが漏らす言葉。

爆発する感情。

溢れる感情。

こぼれる愛情。

 

言動に対する感情論

 

それを表現していた

キーワードの電話(月)

今回は現代の利点である文字。

これを全く活かされてないように思えた。

 

 

ここまで全体的に暗い。

夜景のシーンもそうだし

部屋のシーンだって暗い。

 

昨今の居酒屋の照明は控えめで

若者の部屋も同じく間接照明がおしゃれ。

 

そういった雰囲気を出しているのであれば

全くの演出知らずの素人で申し訳ないが

ただ画面が暗い印象しか受けず

やはりおっさんには受けないのかもしれない。

 

 

カンチが責められる会議室でのシーン。

 

素朴な疑問なんだけど・・・

 

あぁ、そうだディスっているんだろう。

視聴者(自分)から疑問を投げかけらている。

そう重ねているように感じた。

 

 

まとめ?

 

ここに来て進んでいるようで

足踏みしている感じがした。

8話は特にそうだったが、

とりわけ1・2話のようなもどかしさ、

上っ面だけ見ればいい、そんな風に戻ったような気がした。

 

 

本来リカは強い芯を持った

大人の女性でありながら

幼い言動も見せる二面性が魅力的だった。

女性からすれば計算した気に食わない女性かもしれない。

 

そして前回マンガ視点で見ようと書いた。

その弊害と思えることに今回は気づく。

 

今回(のドラマor話)は視聴者視点過ぎる。

マンガを流して読むのと同じ、

いや、漫画でも感情移入はできる。

 

そのキャラクターの視点で描くドラマを

そのキャラクターが説明しているかのようで

ただのナレーターっぽく感じてしまう自分がいた。

 

感情大爆発で今の自分の心象を説明し

みんなが自己主張している状況だ。

 

相手のためを思えばこそ

自分が諦めればこそ

 

そんな抑えた感情は

夜であればこそ際立つ。

 

ただ泣いている

過去を抱えた女性に向けて

 

「僕は死にません!」

 

これまでの感情をひとことで払拭した。

 

そして夜が明けるから

迷いも晴れた、みたいな印象を

視聴者に与えるのではないか?

 

 

そんな転換期が無く(分からず)

ただ進む物語。

 

時は199X年。歴史は繰り返されたー

 

ナレーションはナレーションたるべきだ。

せっかくの演技が活かされ・・・繋ぎきれてない?

 

回は進んでいる。

話も進んでいる、ように思える。

正直、

7話→8話→6話

こんな進み方でも良かったはず。

むしろこの方が良かったかもしれない。

 

感情の起伏に騙されて

思った以上に物語が進んでいない。

 

 

もちろん、

どこから見ても分かるようなドラマ仕立て。

制作者側の意図も捨てきれないが、

要は、

カンチのひとりよがり。

もしくは

カンチを関せずそれぞれ好きに進める物語。

 

昨今の影響で

ロケだったり編集だったり

そういった裏の話は分からないが

今回はやたらと粗が目立っていた。

 

次回予告は別の鞘に収まりそうだが

今回を見る限りでは、もうダメかもしれない・・・。

 

 

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