こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

東京ラブストーリーを改めて見ると赤名リカは魅力的な女性だった。

 

子どもの頃の記憶を思い出し

東京ラブストーリを見て感じたこと。

 

 

原作の素晴らしさ言うまでもなく

映像・音楽のこだわりに加えて

心象描写があることでより深みが生まれる。

 

当時は子どもで分からなかったことが

歳を取って改めて見ると

 

その田舎の風景

その時代背景

上京した背景

 

それを知っているからこそ

それを重ねつつ見ると

また違った感動があった。

 

今の方たちが見るとどうだろう。

重い。ひたすら重い。

そういった感想になるかもしれない。

 

当時トレンディードラマ全盛期。

今見ても制作人たちの熱意が感じられる

素晴らしいドラマだった。

 

リメイクするみたいだが

どこまで再現できるだろうか。

 

www.fujitv.co.jp

 

 

 

 

もくじ

 

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素直に生きる

 

自分に素直に、率直にものを言える女性。

1980年代に男女雇用機会均等法が制定され

キャリアウーマンではないが

働く女性は美しい、そんな時代背景もあった。

 

 

帰国子女であり仕事もできる。

しかし上司と不倫関係。

 

好きなものは好き

 

仕事上でもうまく付き合っていることから

略奪愛とはいかずきちんと清算したのだろう。

 

悪く言えば自分勝手

良く言えば一途

 

倫理をも超越し自分の信念に基づき行動する

 

30年経っても変わらぬ女性像。

このような考え方は

インフルエンサーではなかろうか。

 

 

 

計算高く

 

多くの男性ならば

友だちなら最高の女性

そう思うはず。

 

いわゆる肉食系の女性。

これだけ好きだから

同じように好きを返してほしい。

 

重い。

昨今の草食系男性はそう思うだろう。

 

そうだろうか?

特殊な設定は置いておこう。

 

いつも同じ好きでいて欲しい

その考えは対等を望んでいるのではないか?

 

あなたの好きがあるから

わたしは好きでいられる

 

それは、

不安を感じることもなく

弱さを見せるわけでもなく

笑顔でいられる。

 

好き=信頼

 

根底にそれがあるから

人として対等である。

 

 

セリフがないまま進むシーンが

よく使われているが

要所で流れるテーマソングと重なり

心の葛藤を表わしているのだと思う。

 

 

 

 

コードレスフォン

 

当時、携帯電話は普及していなかった。

連絡はすべて文字で済ませる今とは違い

家庭用電話(コードレスフォン)がメイン。

 

それを知らない方々が見ると

少し興ざめすると思う。

 

それを知っている方々であれば

自宅へ帰らないと連絡が取れない。

留守電も確認できない。

電話でのすれ違いが多かった時代。

 

寂しい時・不安な時

相手を頼るには電話だった。

 

物語の鍵ではないが

心象描写として電話に目をやるシーン。 

そのまま相手に電話をすると思う。

 

しかし実際には何か違うことすることで

電話をかけたいができないもどかしさ

そう感じ取れるシーンもある。

 

不安に押しつぶされそうな夜。

そんな時に繋がりたい心、

揺るがない想いが欲しかったのでないか。

 

 

 

都合のいい女性を演じて

 

話が進むにつれすれ違う想い。

 

不器用なんだよ・・・。

普通は背中に背負ったリュックに荷物が増える度に何か別のものを捨てていく。生きて行くっていうのはそういうものだ。だがアイツは捨てない。どんどん荷物が増えていく。たった一人でいろんなものを背負い込んで。 

東京ラブストーリー2話部長より 

 

自分の背負える重さは

決まっているのかもしれない。

普通の人が捨てるようなものを

持っていることで理解できること

 

気が利いている

物分かりが良い

 

それは都合の良い人と思われがち。

裏を返せば

 

情に厚い(深い)=一途である

 

過去の荷物を見せ合ったり

その荷物を持ってくれる、

交換してくれる人がいれば

過去を含めて理解してくれる。

 

それが同情なのか配慮なのかで

好きという感情も分かれ

都合の良い人だったという結果論。

 

今の自分を好きになってほしい

これまでの自分も好きになってほしい

 

それを相手に求めることは

場合によっては重い

そう感じることもあるのだろう。

 

 

 

 

恋心と良心は違う

 

自由奔放に生きているようで

自分に対しての制約を持っている。

 

24時間ずっと同じ好きであって欲しい

 

異性に隙を見せるようであれば

そこから付け込まれてしまう。

 

下心=恋心≠良心

 

好きという脆さみたいなものを

知っていたのではないかと思う。

 

年齢を重ねるにつれ増える荷物。

心理の部屋があるとすれば

そこに置いている感じだろうか。

 

部屋が広い=懐が広い

 

しかし赤名リカの場合は

心理の部屋は狭いが天井はない。

そして荷物を積み重ねていく。

逆三角形、シーソーのイメージだ。

 

心的に非常に不安定。

自分だけではなく相手を想うことで

左右のバランスを取っている。

 

私はあなたの変化に気づいているのに

あなたは私の気持ちに気づいてない

 

初めてその荷物を

捨てようと思ったかもしれない。

 

そんな自分に驚きつつも

必死に伝えるメッセージも空回り。

 

相手からすれば

重い

そう感じられたのだろう。

 

 

 

自分を貫き通して

 

ただ好き、それだけ

 

弱さを見せず理解しているふりをする。

 

最後に見せた強い意志は

自分の中で荷物を背負った瞬間だったのかもしれない。

 

相手を想う気持ちが好きを上回り

それは良心となる。

しかしその大きすぎた荷物は

支えきれなくなり一気に崩れ落ちたー

 

どれだけの自己嫌悪があったか想像もつかない。

 

そこから自分を見つめ直したのだろう。

そこにはまた赤名リカがいた。

 

 

子どもの頃はカンチ寄りの考え。

(都合の良い)頼れる女性がいる。

上京した当時も同じだっただろう。

 

しかし親が見ていたであろう歳になり

改めて見ると魅力的な女性だと感じた。

 

ただ好きと言っているわけではなく

相手の人間性・価値観・友だちまでも

すべてを好きになっていたからだ。

 

愛(情)とは等しくあるべき

 

病める時も、健やかなる時も

富める時も、貧しい時も

 

結婚式の宣誓ではないが

それと同様に慈しむ心がそこにあった。

 

段階を踏んで深まる愛情のスピードが

双方で違っているとすれ違いが生じる。

 

それを知っていたから

自分の愛情を分けていた。

しかしそれは相手からすると

(隙があったために一定量受け取れず)

重荷と感じてしまうのだろう。

 

 

それは経験の差ではない。

過去をも自分の荷物に加えようと

未練ではなく最後まで

自分の扉を開け続け相手を想い

好きと言い続けてくれる。

 

原作ありきの漫画だが

30年前の女性がこんなにも

魅力的だったと気づいたのだ。

 

そして驚きはもう一つ。

 

 

東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル)

 

 

東京ラブストーリー(1) (ビッグコミックス)

 

 

 

 

 

 

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