こじんてきしゅかん

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東京ラブストーリー2020の謎は解けた!これはドラマではない。見方を変えて楽しむ方法【5話・6話感想】

 

東京ラブストーリー2020の5,6話。

1,2話と同じように物足りなかった。

 

某所のコメントも評判はよろしくない。

 

いつも通りのツッコミを入れ

感想と言うまでもない。

が、

見方を変えれば違った世界が広がる。

かもしれない。 

 

 

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もくじ

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第5話 

 

やはりツッコミたい・・・

あれあれ~おかしいぞ~

(単行本より) 

三上が携帯忘れたら取りに帰るよね。

 

 

仲直りはやっ!

展開はやっ!

 

・・・園児がまだ残っている。

保育士さんが働く中帰るふたり。

現実味ぃ。

 

あいつから目を離すなよ・・・

前後の繋がりぃ。

 

何より、

あんなハイヒールで院内を走らすな!

 

 

・・・これから畳みかけるはず。

もう野暮なことでつっこむのはよそう。

 

 

キャストが、

演技が、

設定に無理が、

 

他所での感想も見るが

キャストも演技も素晴らしい。

設定は原作・前作のアレンジと考え百歩譲って仕方ない。

 

 

私的には演出と場面転換の不自然さ。

前後のつながりが無い唐突な会話などが

幼く見えるのではないかと感じている。

 

各方面の指示は知る由もない。

 

ただ東京タワーを

ただ綺麗な夜景を

 

素朴さの対比として使っているのであれば

あまりにも多投しすぎで安っぽく感じてしまう。

 

 

前作を見た時は子どもだった。

おっさんになって再度見た時はどうだったか?

自分も田舎出身。

上京したカンチに思いを重ねることができた。

男女間のもつれはの話は経験が無いが

それぞれの思いに共感し、面白い、そう感じた。

 

そもそも4人(5人)が織りなす愛憎劇がメインのはず。

 

そう、単純なことだ。

誰が誰を好きで別れたとかくっついたとか。

登場人物も少ない簡単な話。

 

そんな作品がどうしてあれだけ愛されたのか?

 

時代だったから

主題歌が良かったから

キャストが素晴らしかったから

 

自分は今見てもあの頃の思い出が蘇り

十分楽しめたと思う。

しかし、今の人たちはどうだろう?

色褪せた古き良き時代のことは関係ない。

 

ひとつのドラマとして、

今の時代を感じ

主題歌がよさそうだったから

キャストが好きだから

 

様々な思いを持って見ているだろう。

見ているだけで楽しんでいる人もいる。

自分のように難癖付けずただ純粋に

ドラマを楽しんでいる人もいるのだ。

 

 

それでも、

三上の攻撃的なワガママを通り越したバカすぎる優しさ

 

サトミの無意味な重すぎる一途な愛

 

カンチの弱々しい嫉妬の塊

 

リカの奔放すぎる自己(利己)主義

 

 

こんな古臭い思考は大好きだ。

しかし現代にアレンジするのはどうなのだろう?

 

 

これまでモヤモヤした感じがあった。

その確証が分からなく

 

ただ漠然と映像が幼い

場面転換が早い

 

なので感情移入をしにくい。

そう書き続けていたが

ここで少し視聴方法(考え方)を変えてみよう。

 

 

 

 

 

第6話

 

つっこみは封印したが先に言わせてほしい。

高校生らしき人、今何時!

 

 

さて、

相変わらず36分からの畳みかけは流石、

ぐっと来るものがあった。

 

開始直後の幸せが30分後にどん底へ落される。

 

そう、この展開の速さに抵抗がある。

もっとじっくり

探り

と言うのだろうか?

男女間の駆け引きみたいなものが欲しい気がする。

 

無駄な表現をカットして

新たな表現を追加する難しさはあるだろう。

 

しかし感情の起伏が激しすぎて

どこにフラグと呼ばれるものがあったのか?

 

浮気をした原因が分かる

ケンカ(怒)

のフラグは分かる。

 

しかし仲が良くなるフラグが分からない。

有名なセリフを引用するが、

 

雫、大好きだ―

 

お互い培ってきた

言えない思いが爆発したのだろうか?

どこにフラグがあったのか不明だ。

 

下品な言い方をすれば、

1回したから恋人同士か?

 

そこは有名作品だから説明しなくてもいいでしょ?

 

そんな意図が見え隠れする。

 

 

そんな違和感は感じるのは自分だけで

現代のアレンジとして受け入れられているのだろうか?

 

 

おっさんのが感じる違和感のひとつとして

(感情が見えないからこその)

激しすぎる自己主張がある。

 

前回と同じ結末を迎えるとは限らないので

誰のどこのセリフに伏線があるかは分からない。

 

 

それでも所有していい理由にはならないー

 

今回のドラマ、

リカの性格付けは少し異なっているような気もした。

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

どちらかといえば、

長崎の方がリカに近いのではないか?

その他もかなり性格が似てる気がする。

 

何かの伏線とまではいかなくても

人物像を簡素にして分かりやすくしている?

そんな感じだ。

 

より分かりやすく、

それこそ途中から見ても分かるよう

過去に振り返って話を見返すように。

 

 

思考想像図

 

三上 ⇔ リカ

長崎

カンチ ⇔ サトミ

 

 

 

三上の凍てついた心を溶かそうとするサトミ

 

長崎の心を奪おうとする三上

 

険しい山を登ろうとするカンチ

 

険しい山の頂上を目指してほしいリカ

 

そのどれにも当てはまる長崎

 

 

そう、性格付けはある。

初めてでもこれまで見て来た人でも

それぞれどんな性格で誰を好きか

どういった背景でどういった関係なのか?(だったのか)

それはすぐ分かるだろう。

 

 

例えば大きすぎる会社。

リカはバリバリのキャリアウーマン。

本社へ出向したカンチはそこそこ見どころがありそう。

 

そんな会社の部長と不倫。

それはしょうがないよね。

不倫はやっぱりだめだ。

意見は割れるであろう。

 

 

その不必要かもしれない場面。

つっこみ満載だった場面。

その視聴者側のアクションは

逆にそういった背景を分かりやすく説明してきたのかもしれない。

 

 

映像は見るもの。

自分で進めるのではなく

自動で進んでいくのがドラマだ。

もちろん気になるシーンがあれば

巻き戻し・一時停止をするし

つまらなそうなら早送りもする。

 

 

 

ずっと感じていた違和感。

逆に考えると分かりやすい映像は

デジタルだけどアナログっぽいデジタル(語彙力)

 

スマホで指をスライド

本ではページをめくる

 

そんなマンガのように感じてきたのだ。

 

そう、これはドラマではなく

マンガを映像化して見ているのではないか?

 

全カラーフルボイスの(実写)マンガをスマホで見る。

(ページめくり自動化)

 

それを踏まえる。

 

テンポは意外と悪くない。

場面の切り替えも丁寧かもしれない。

 

そして気づいたこと。

背景はマンガ同様止まっている。

 

マンガを見る時と同じ。

コマの中の主人公を見て

背景は全体的に見るので

ピントが合っていないに等しい。

(じっくり読んでいる人もいるだろうが)

 

もちろん実際には動いている。

 

見ているが読む感覚と同じ。

読んではいないが見る感覚と同じ。

 

そう考え、1話~4話を見返すと

しっくりくるような気がするのは自分だけだろうか。

 

 

 

まとめ?

 

何度も言うが、

役者さんの演技は素晴らしい。

要求されたシーンにうまくはまっている。

 

決められた枠の中での演技しかできないのは

原作があるからだ。

 

とは言え、

映像と演技のバランスを考え

全体的で見たときには不満が残るのは確か。

あるシーンの粗が目立てば気になってしまう。

好きな作品であればなおのことだ。

 

しかし、

これはマンガなんだ。

それを見ているんだ。

こう考えてみてはどうだろう?

 

むしろそちらに制作側の意図があったなら。

 

 

もちろんこれからも期待しているが

むしろ6話目まではマンガのように

視聴する方がより楽しめるのではないかと感じた。

 

 

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