こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

鬼滅の刃の単行本を読むと作者の生い立ちの方が気になった。アニメと感じ方も変わったので子どもたちの感想を聞こうとテストを作った。

 

書店ベースかもしれないが

鬼滅の刃の単行本が並び始めた。

 

エキナカの書店で揃えたが

さすがに転売が終わっているのだろう。

1人1冊制限もあり多く残っている。

 

 

子どもたちが繰り返し読んでいるので

飛び飛びだが初めて原作を読んでみた。

そんな私的な感想だ。 

 

 

 

 

アニメイト:鬼滅の刃1~19巻セット

 

 

 

もくじ

 

ねんどろいど 竈門禰豆子【二次受注】

 

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単行本は読みやすい

 

線が細いと言うか

淡いと言うか 

文字数が少ないのもあり

単行本は非常に読みやすかった。

 

アニメよりイメージが掴みやすいかもしれない。

 

 

名探偵コナンも好きだ。

しかし単行本は読めない。

文字数が多すぎるからだ。

劇を見るかのようにセリフが入ってくるのでアニメのほうが良い。

 

 

鬼滅の刃のアニメも面白かった。

耳から入る情報が、よりイメージを広げる。

 

しかし単行本は違った。

自分の殻に閉じこもり

視覚だけのイメージを脳に伝えて考えることができる。

 

 

 

鬼滅の刃 わちゃっと!
ラバーストラップ A.竈門禰豆子 / 竈門炭治郎 / 我妻善逸 / 嘴平伊之助

 

https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3B9AIH+FKUCMQ+4ADS+BW8O2 

 

受け継がれるもの

 

ところどころ読んでいる。

凄く失礼だとは思うが 

作者は大切な人を亡くしているのだろうか?

 

 

全巻を続けて何回も読めば

違った解釈なるかもしれいないが

率直に感じた気持ちがこの疑問。

 

 

良い意味での(?)執着と言おうか

いわゆる遺品(遺言?)を求める表現が随所にみられる。

 

過去の一点を伝えようとする表現は

何か作者の思いを重ねているのかのようだった。

 

 

平穏を望んだが故の反動。

一寸先は闇ではないが絶望の先にある希望。

 

ジャンプお得意芸

担当の方が素晴らしいのだろう

 

そう言えばそれまでだ。

 

 

なりきることが必要。

経験することが大事。

そう耳にすることがある。

 

それらを超越できなければ

漫画に活かすことはできないと言う。

 

死ぬ気持ちは死んだ人にしか分からない。

だが死んだ人の気持ちは聞けないから誰も分からない。

 

だから代弁はできる。

リアリティの問題だろう。

 

 

アニメを見てもそうだった。

受け継がれたもの

追い続けた(求めた)ことが徐々に明らかになる。

 

 

過去を背負い未来を照らす何かは

自分が考えているよりも

描写的に違う重みがあるのではないか。

 

現実ではない「それ」は

過去を重ねているような

実体験に基づく悲しみがあるのではないか?

 

そう思ったのは

自分だけかもしれないし

その悲しさが伝わった。

 

改めて原作とアニメの捉え方は違う。

そう感じた。

 

 

似ているようで似ていない

 

 

世の中に数えきれないほどの

アニメが溢れる中、何かしら似ているものがあるのは当然だ。

 

 

普通の主人公がひょんなことから転生し

チート的な力を手にし異世界を救う。

 

寄せているもの数多い。

 

それはキャラを立てたり

ギャグを入れたり

オマージュしたり

喜怒哀楽のメリハリ(振れ幅)をつけている気がする。

 

異世界とはいえ

喜怒哀楽は現実でも共通。

共感を呼ぶことにより視聴者自身と重ねやすいからだ。

 

 

長女が言う

「ジャンプは人が死ぬのが多くて、サンデーはほんわかしてるよね」 

 

コナンも毎日人が死んでいるが置いておく。

 

 

 

友情・努力・勝利

 

ジャンプが掲げている性質故だろう。

 

 

鬼滅の刃を見てみると

それぞれが性格にも行動にも

難あるキャラクターたち。

おおよそ当てはまると思う。

 

 

しかし、

より感じられるのは

 

信念(成し遂げる決意)

 

ではないだろうか。

 

 

世界征服するぞ

お宝探すぞ

 

 

だけではない

より深い、精神的な繋がりを求めている(いた)

 

人・鬼殺隊・鬼

 

全ての者たちが求める正義。

平穏の日々のため戦う。

 

自分が考えすぎなのだろうか?

マンガやアニメを見ることが少なくなったからだろうか?

 

 

糧なのか罰なのかは分からない。

それぞれの立場の葛藤を

作者自身に重ねて綴る精神的な「それ」は作者自身が望んでいるように見えた。

 

 

少年ジャンプ。

いくつとは言わないが、

そんな思いが響く世代に人気があるのだろう。

 

 

 

漫画は読むもの

 

長女は善逸のファンだ。

 

アニメから入った鬼滅の刃

あんな腰抜けのどこがいいのかと思った。

単行本を読む。

うん、確かにいいヤツだ。

 

 

先の述べた通り目の前の情報を

自分の解釈で取り入れることができる漫画は良い。

 

鬼=悪者

 

声が、効果音が、歌があることにより

そんなイメージを加速させる。

 

 

単行本を読んで長女は言う。

「無惨様がー」

「違う違う違う違う・・・」

 

洗脳されてしまった。

何かしらの思いを受け止め

長女が考える正義が変わったのかもしれない。

 

 

 

 

キャラクターそのものもあるだろうが

その根底にある

(失礼だが)作者の狙いがあり

それを読み手が重ねた(重なった)結果ではないか?

 

それぞれの生い立ちひとつにしても鮮明に描かれている。

 

 

作者自身が感じたであろう脚色を汲み取ったアニメ。

 

 

それぞれが狭間で生き、闘う。

それぞれが生と死と隣り合わせ。

 

それぞれが叫ぶ言葉

それぞれが持つ信念

 

読者が汲み取る大きさ

読者に響く大きさも人それぞれであろう。

 

 

もちろん同情できない部分もある。

しかしそれは単純な憎悪ではなく

喜怒哀楽をも超えた共感ではないだろうか。

 

やはりアニメとは違ったことを考える。

 

何か、

人生は儚いから今を精一杯生きたほうが良いよ

 

そう言われているように感じた。 

 

 

そうしてふと気になったこと。

受け止め方を知りたくなった。

善悪の感じ方の把握は大切だ。

 

 

暇をしている子どもたちの為にテストを作った。

 

作っている自分も楽しくなったので

もう少し早く単行本を購入すればよかったと後悔している。

 

鬼滅の刃に限らず

好きな漫画を元に国語のテストを作るのも

また良いのではないかと思った。

 

 

 

鬼滅の刃グッズはアニメイト> 

 

 

 

鬼滅の刃 ウエハースカードファイル 竈門炭治郎ver.

 

鬼滅の刃 ウエハースカードファイル 竈門禰豆子ver.

 

 

 

 

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おまけ

 

問題の内容も採点基準も主観。

一緒に答え合わせするもよし

自由に点数をつけてください。

 

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