こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

場面緘黙(かんもく)の子は普通学級がいいの?インクルーシブ教育システムとの相性の悪さは否めない。

 

場面緘黙(かんもく)

 

いくら同じ症例といえど

こればかりは何を勧める事もできません。

 

実例のひとつ、結論はありません。

・クラスメイト

・担任

・学校(校長)

すべて最良の方たちに守られれば

良い方向に向くかもしれませんが

感じるのは本人です。

 

 

この記事の分家 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

もくじ

 

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緘黙(かんもく)の判断は難しい

 

www.mhlw.go.jp

 

上記第5章:F94.0より引用

 

F94.0 選択(性)かん<縅>黙
これは, 話すことに関して顕著な, 情緒的に決定された選択性によって特徴づけられている。 つまり子供はある状況下では, 言語の能力を発揮するが, しかし他の(限定できる)状況下では話すことができない。この障害は通常は対人不安, 引っ込み思案,過敏性又は抵抗などが含まれるような顕著な人格的特徴を伴っている。
選択(性)かん<縅>黙
除外:広汎性発達障害(F84.-)
統合失調症(F20.-)
会話及び言語の特異的発達障害(F80.-)低年齢の子供における分離不安の一部としての一過性のかん<縅>黙(F93.0)

 

選択性かん黙(場面緘黙)=障がい

 

はっきりと明記されていますが

除外項目もあります。

診断されど判断するのは親。

聞きなれない上に理解もない。 

 

心が未熟だから話せないのだろう。

環境が変われば、大きくなれば

きっと治るはず。

一過性の病気のように捉え

荒治療をしているかもしれません。

 

長男の場合は幼稚園前までの

検診でひっかかったことはありません。

 

恐らく幼稚園のときに

いじめ等で喋れなくなったと思われます。

某所の診断で場面緘黙(かんもく)が

発覚したので障がいと言う認識は

全く持っていませんでした。

 

特にF90~を熟読。

 

 

 

 

 

緘黙(かんもく)って普通学級でいいの?

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

何故、普通学級に入学したか。

・長女が同じ小学校に通っている

・場面緘黙(かんもく)を楽観的に考えていた

 

 

長女と一緒に登校すれば何とかなるだろう

いざと言うとき長女が守ってくれるだろう

小学校へ入学すれば症状も治まるだろう

 

だろうー

希望的観測。

 

入学前診断(検診)はグレー判定。

 

ただ喋れないだけで何を言う。

言うことはすべて理解している。

自分は長男を信じているぞ。

 

(感じが悪いですが)

特支学級なんてとんでもない。

ましてや特別支援学校なんて何をするか分からない。

 

担任、学校が何とかしてくれるだろう。

きっと協力してくれるはず。

そのための小学校だ!

 

 

 

 

 

希望すらなかった1年生

 

入学して打ちのめされました。

 

ただ話せないだけではなく

担任、クラスメイト(班)

コミュニケーションが取れない。

家ではできることが学校ではできない。

 

意思疎通が取れないのはグレーゾーン

 

あの時言われた意味を理解しました。

先生からはただの置物と思われ

クラスメイトからはサンドバッグ。

 

配慮をかけてもらうのは

目に見える児童たちばかり。

 

頭数にもなりえない我が子。

学校に慣れる以前の問題です。

話せない、頷くことさえできない。

 

説明して納得できるクラスメイトは

どれほどいたことでしょうか。

 

ほっておいてほしい

 

そう思うなら何故ここにいる。

自問自答する毎日でした。

 

 

 

 

特支学級で様子を見たい

 

その頃は定員制だったので

学期途中からはダメでした。

 

入学前検査のときに申請しておけば

対応は可能と言われましたが、

新1年生が優先なので

基本的に学期途中からは無理。 

 

幼稚園のときから知っている子が多数。

 

住所が変わらず越境通学は無理

=いじめなどで転校は無理

 

特別支援学校を意識し始めた頃です。

 

知り合いの方の話しを聞いたり

文化祭などのイベントへ行ってみたり

 

泣きながら、体調不良で

学校を休んだり、無理して登校を繰り返す。

 

このままいるとボロボロになる

そう思ったからです。

 

 

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

理解してくれる先生がいない

 

今もそうですが、

場面緘黙(かんもく)について

理解してくれる先生は極僅かです。

 

この記事を読んで

特別支援学校のことを考えました。

 

www.manabinoba.com

 

上記より引用

私が初めて「場面緘黙」の生徒たちとかかわることになった時、言葉という表現手段を閉ざしている生徒にどう接したらよいか、日々戸惑いました。教育現場ではまだ緘黙の事例が少ないため、実際に緘黙の子どもと関わることのできる対人関係も限定されるため、緘黙は一般的に認知される機会も少ないのではないかと思われます。この症状について、どう理解し、何を目標に支援したらよいのか、当初は手探り状態でした。焦りも生じて「いつか話せるようになれたらいいのかもしれない」、そう願って間違った対応もしたこともあったように思います。しかし、「話せるようになってほしい」と願うのは支援する側であって、緘黙の当事者本人は話したくてもどうしても声を出せない状態だということを理解するべきだったのです。私は、緘黙の生徒との出逢いのおかげで、それまでの支援の在り方や教育的概念について見直す機会に恵まれました。児童・生徒の「ニーズに寄り添う支援をすること」とはなにか、改めて深く考えさせられた事例です。緘黙症状の背景には「不安」があります。教育現場において、環境面での配慮や教師の接し方の工夫で、その不安を少しでも軽減し、緘黙の症状の改善を期待できるのだとしたら、緘黙について関心をもってくださる方、理解を示してくださる方を増やしたいと願い、今回はこの「緘黙」というテーマを選びました。

 

長男にも素晴らしい担任が

1人だけいらっしゃいました。

経験していないと、

たったひとりの児童でも

対応しなければ分からないと思います。

1年でしたかがかなりお世話になりました。

 

 

緘黙(かんもく)に限ってですが

意思疎通が出来ないグレーゾーンは

障がいを持っている方々と同じ扱い。

しかし、

その他(いじめられようが)は

特に悪さをするわけではないので

普通の扱い。ただの置物。

 

配慮は存在しませんでした。

 

何も言わないからといじめはエスカレート

 

何も言わないから大丈夫なのだろう

 

そんな学校生活を乗り切るため

親としては強い意志を持て

そう子どもに言うでしょうか?

 

もちろん乗り切った先に

見えるものがあるかもしれません。

 

当然いじめる側が悪いのですが、

担任によっては

あなたの子どもが何も言わないからクラスメイトもちょっかい出すのであって自分としても意思疎通が出来ない児童の扱いは分かりませんし。ひとりのために対応することもできないのです。

 

指標があるかもしれません。

しかし、担任が守ってくれる保障もありません。

 

 

 

 

ひとりで悩まないほうが良い

 

5,6年前はこんなにも

SNSなどの状況を知らず

夫婦でケンカしながら出した結論。

 

何も考えず何とかなるだろうと

長男を谷底に投げ入れました。

 

甘い・中途半端な考えの結論。 

緘黙(かんもく)には最良の方法がないからです。

 

 

 

徐々に整備されつつある

インクルーシブ教育システム

先生もひとりで悩まないでください。

 

 

inclusive.nise.go.jp

 

上記相談コーナーより引用

なお、個人の方からの相談は受け付けておりませんので、特別支援教育コーディネーター等の学校の窓口にご相談ください。
 また、学校からの相談につきましては、管理職を通して相談してください。

 

先生、

ぜひ問い合わせお願いします。

 

先生、

保護者向けのQ&Aも載っています。

ぜひともご覧下さい。

 

どれだけの方々が

このデータベースの存在を

知っているかは不明ですが

活用していなければ意味がありません。

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

 

f:id:tanonobu:20200111223051j:plain

 

 

考えがズル(甘)かった 

 

 

話をして・話を聞いて分かりました。

場面緘黙(かんもく)に限ってですが

 

配慮を求め続けて、

特支学級にして、

治ったとき(治まったとき)どうすれば?

 

(治る可能性があるのならその判断は誰がするの?)

 

家ではたまにキレるが普通。

学校での様子は聞かなければ分かりません。

 

他の家庭に比べると

うちはまだ楽なほうかもしれない

 

そういった考えは

無くすべきだと思いますが

それを良しとしないことを

言われるのも確かです。

 

配慮を求める家庭

普通を求める家庭

更なる教育を求める家庭

 

それぞれの形がある中で、

 

好きなことを伸ばす

この言葉は語弊があるかもしれません。

 

できることを伸ばす

これが言えないでいるように感じました。

 

 

場面緘黙(かんもく)に限ってですが

普通学級がいいのかどうか、

 

私的には良かったかどうか分かりません。

 

症状が治まってきているからですが

この先のことは分かりません。

 

偶然に、

素晴らしい担任が1人いて

受け継いだ担任も1人いて

 

幼稚園から小学校高学年まで

いじめや不登校にも我慢して

 

同じような境遇の友だちができた。

偶然です。

 

2020年から始まる

インクルーシブ教育システム

これによりもっと配慮される

学校になるかもしれません。

 

良い学校

良い先生

良いクラスメイト

 

すべて待つことしか出来ません。

インクルーシブ教育システムの中に

場面緘黙(かんもく)とは相性が悪いでしょう。

 

話すことが目的ではなく

不安を取り除き学校へ通うことが

目的だからです。

 

これは場面緘黙(かんもく)に限らず

すべての子どもが抱える問題なのです。

 

結論はありません。

 

普通学級で何とかして欲しい。

ワガママと言われればそうでしょう。

 

各家庭で比較対象が違うだけ。

望むことしか出来ません。

 

もっとデータベースを活用して

理解して欲しいのです。

 

 

 

 

tanonobu.hatenablog.com

 

かんもくの声

 

 

tanonobu.hatenablog.com