こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

パン工場で上手く仕上げても上司は気に入らない。違うパターンの業務ハック?

 

note.com

 

このnoteを読みました。

 

自分が勤めていたパン工場

閉鎖された上下社会。

 

今の出来は90点以上だから

それを70点の出来にしてくれ

 

他の社員を90点になるよう教育してくれ

 

配置換えを検討する

 

そんな理不尽なことを言われます。

業務ハックになりますか?

 

 

 

 

もくじ

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若者は数人の部署

 

  

tanonobu.hatenablog.com

 

当時は15:00~翌朝3:00(+残業)まで。

朝・昼・夜の1日3便あるうちの

夜と朝の2便を受け持っていました。

 

年配の社員、パートさんが多く若者は数人。

 

1日に数十種類のパンが数千個。

ブームだったので新製品投入も早く

せっかく覚えた製品も

売り上げ次第ですぐ中止になってしまいます。

 

工場もチームプレイ。

製品が遅くなれば

包装のライン・配送のトラック

各所に迷惑がかかります。

 

焦げると一発アウトの焼成

かなりのプレッシャーがありました。

 

とにかくスピード重視で。

 

ブランドで売れた時代でもあったので

とりあえずは出荷、時間厳守。

そんな部署でした。 

 

 

 

 

クレームの嵐

 

ある日クレームが入った件で

上司と班長に呼ばれました。 

 

総菜パンの仕上げが汚い。

ソーセージは曲がって置かれている

マヨネーズやケチャップの線が雑

チョコ・フォンダンの線が雑

線が汚い・本数がまばら

チョコのつけ方が雑。

サンドされているクリームも雑。

等々

 

そもそも1種類のパンに数個~数十個

ロス分として過剰に作っています。

 

多く作ればそれだけ安心ですが

コストがそれなりにかかります。

 

会社としてお店に決められた時間を優先

 

工場としても各部署に決められた時間を優先

 

(言いはしませんでしたが)

納品することが最優先です。

時間に遅れることは許されません。

 

 

大量生産とは言えすべて手作り。

明らかに手抜きと思われる雑なパン。

 

普通なら包装時に撥ねるのですが

それでもまともなのを選んだらしい。

 

 

コンビニやスーパーの同じ売り場に

朝昼晩同じ種類のパンが並びます。

 

今は少なくなっているでしょうが、

見た目が悪いパン、買いますか?

 

チョコがべったりだとお徳かも

包装紙にクリームがついていると汚い

 

食べれば同じかもしれませんが

お店としては購入してもらわないと困る。

(当時返品保障はなし)

 

製品見本の写真と見比べて明らかに汚い。

 

自分が担当してない昼の1便。

お昼時に売れないパン。

ほぼすべてここからのクレームでした。

 

 

 

 

70点の出来にして

 

パン工場って本当に激務です。

若い社員とツートップで頑張っていました。

 

新製品の発表会には毎回参加

指名されて仕上げをしていました。

(新製品を開発したことも)

自画自賛ですが本当に職人技。

 

にもかかわらず言われたのが

 

今の出来は90点以上だから

それを70点の出来にしてくれ

 

他の社員を90点になるよう教育してくれ

(ほぼ1日中仕上げろと?) 

無理なら配置換えを検討する

 

 

ただの準社員の自分。

それは上司と班長の仕事。

 

結果、仕上げを離れて裏方へ。

生地出しとホイロの調整と焼成

(時間通りにすれば良いので誰でも出来る)

 

のんびりすることができるようになり

残業もしなくなりました。

 

しかし仕上げのラインの

時間が押すようになり 

クオリティ以前の問題に。

 

数日で戻るように言われました。

もちろん手は抜くように、と。

 

そんな1人がいなくなったくらいで、

そう思うかもしれませんが

製品ラインで1人でも突出していると

全体で見ると全く違うのです。

 

 

 

 

突出すると使いづらい 

 

20年以上前の第一次(?)パンブーム

どんなパンを作っても売れた時代です。

 

某メーカーも人員を増大して

開発や製造に力を入れた時代。

 

掃いて捨てるほど工場は人で溢れていました。

 

しかし1年後にはブームも下火。

 

大量生産→安価なパン

個性的→ブランドのパン

高級感→低コストの食パンに(ホテルブレッド)

 

各メーカーでオマージュ。

生き残りをかけてでした。

 

見た目重視のパンを

制作するようになりましたが

それでも仕上げで見ると

明らかに差がついたために

焼成(+食パンの成型)へ異動。

誰がやっても同じ物が出来ます。

ただの人員として。

それから、

 

ラックオーブン

リールオーブン

トンネルオーブン

ドーナツ焼成

 

段々することがなくなります。

上司の上司からは社員登用する

そう言われましたが、

(入社して数年。給料体系も変動)

計算すると再入社だと給料が激減。

 

 

パン職人でもー と思い入社しましたが

いい機会だったので退職しました。

 

 

 

能ある鷹は爪を隠す

 

その通りと思った職場でした。

意外にも才能があったパン作り。

 

向上心を持つことはそこまで良いことではない

 

その後ものらりくらいと転職し

今の事務員で落ち着いていますが

長くいると爪を見せたくもなるし

そのまま隠し続けた方が苦労しなくて済む。

(工場の年配社員と同じですね)

 

あのときの上司の気持ち、

分かるかと聞かれても分かりません。

 

 

良いものを作る。

そして認められて更に良いものを開発する。

 

若いからこそできることもあります。

何を成すにもひとりではできませんが

ひとりの方が成し遂げ易いこともあります。

 

古い考えの人がいなくなっても

今の自分がそういった考えになるかもしれません。

 

出る杭は打たれる

信じるものは救われるかもしれない

 

良かれと思うことでも

何事も見極めが重要と思いますので

違ったパターンの業務ハック(?)

知っておくことも必要ですね。

 

 

 

 

 

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