こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

本当に危険な乳腺炎。産後うつの原因のひとつはパパが悪化させている可能性もあるのです。

目まぐるしいスピードで進む医学。

未だに普通分娩・完全母乳と言う方がいます。

そういった方々は放っておきましょう。

 

経済的に考えている方も多いでしょうが、

いちばん大切なのは母体。

名前や出産準備に加えて、

母乳のあり方も考えてみてはいかがでしょうか。

 

もくじ

 

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※個人差があります

 

初乳は新生児の為の栄養が詰まっていると言われています。

ボロボロになりながら出産をして

すぐさま母乳をあげなければなりません。

 

うちでの初産は約15時間。

その間、変貌した奥さん。

 

トイレのドアを破壊しようとしたり

トイレの手すりを引っこ抜こうとしたり

陣痛のたびにうめき声を上げたり

 

ドラマのようにスマートに生まれるものではなく

誰一人同じ出産はありません。

 

もう出産やめる!

 

何回も泣き叫ぶ姿を見ても何もできません。

せめて守ってあげなければという父性(?)

 

※夫婦共々個人差があります

 

 

 

 

いたれりつくせりから地獄へー

 

身の回りの世話をしてもらい

赤ちゃんに専念できた1週間。

自宅に帰ってきてからが地獄。

 

ではなく、帰って良かったと思えるように

我が家の取り決めのひとつ目として

 

奥さんはできることだけをする

 

育休など取れるはずもない時代。

せめてもの抵抗で、

残業はしない

スーツを着ない

(家計の出費節約)

これを認めてもらいました。

 

 

 

 

完全母乳の呪縛

 

担当医などによって違うでしょうが

2~4週間は母乳だけが良い。

そう言われたそうだ。

 

言われたことは守る。

 

 

自分には分かりません。

しかし、奥さんも分かりません。

母乳をあげているのになぜ赤ちゃんが泣くのか。

 

 眠い

 お腹が空いた

 オムツが気持ち悪い

 どこか痛い

 暑い・寒い

 

泣く赤ちゃんを見てどうしていいか分からない。

産後うつの原因と言われています。

 

うちは後になって気づいたことですが、

赤ちゃんが母乳を飲まなくなるのは

お腹いっぱいになったからではない。

 

乳腺炎だった 

 

乳腺が詰まると母乳が出ません。

赤ちゃんは必死に吸っています。

そのうち疲れて寝てしまう。

 空腹のまま寝るので、すぐ起きて泣く

 

乳腺が詰まる前後は母乳が美味しくない(らしい)

それを覚えてしまうと母乳を飲まなくなり

余計に詰まって乳腺炎(悪化)となる。

 

赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことは

ママにとっても非常に重要なことなのです。

 

壮絶な乳腺炎との闘い

 

ママさんの体質によって違いますが、

うちでは3回助産師さんを自宅に呼びました。

 

乳マッサージ、出産と同等くらい痛い

(※奥さん談)

 

母乳が出すぎて困る

吸引器を使えばいい

 

そういった話は置いといて

 

乳腺炎にならないよう

(できれば)完全母乳で育てたい

 

初産で変にこだわっていたところもありました。

 

一般的に油分・糖分・高たんぱくの過剰摂取、

疲労・ストレスなどがあると言われています。

 

食べたい、食べれるのに食べられない。

この状況は、つわりのときより厳しかったでしょう。

 

ご飯、もずくorわかめの味噌汁

焼き魚、カロリーメイト、無糖ヨーグルト

生野菜をそのまま食べる。

鉄分・ビタミンなどはサプリで摂取。

 

おかしもダメ

デザートにケーキはダメ

果物ですらダメ

カフェイン入りの飲み物もダメ

アルコールなんてもってのほか

 

これだけ食生活を気にしながら、

疲労・ストレスを貯めず

赤ちゃんと生活できますか?

 

tanonobu.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

もうひとつの取り決めごと

 

母乳が出なくなったらミルク混合にする

もうひとつの取り決めごと。

産後うつの原因のひとつに母乳での悩み

と言う項目があり、父親学級で聞いていました。

 

 

その時の助産師さんから名刺をもらい

自宅に3回来てもらいました。

 

母乳が出なければミルクをあげたほうが良い。

焦っても母乳ができるわけじゃない。

赤ちゃんの幸せな顔を見て

ママがリラックスするのが一番ですよ。

 

助産師さんにも説得してもらい

こうしてミルク混合となりました。

 

奥さんは乳腺炎になりやすい人だったようで

食生活はもとより、色々家事はやったつもりでも

赤ちゃんに対して気負いする部分が

ストレスとなっていたかもしれません。

 

 

 

 

パパさんにも知って欲しい

 

乳腺炎になると高熱が出ます。

(奥さんは出ませんでした)

体調が悪くても母乳をあげないと

更に悪化してしまう可能性も。

 

吸引機などを使うよりかは、

やはり赤ちゃんに吸ってもらった方が良く

ママさんは無理してしまうでしょう。

 

どうして飲んでくれないのー

 

母乳をあげるだけで

泣き叫ぶ姿が想像できますか?

 

食生活もそうですが、

ママさんに休息は必要です。

パパさんがストレスを貯めても

外でこっそり美味しいもの食べれますし。

 

ママさんが乳腺炎になった場合、

疑いがあれば役所などに登録している

助産師さんを呼んだ方が良いです。

(事前にスケジュールなどチェック)

 

パパさんは2時間ほど外で遊んできてください

(叫び声が聞こえるから外に行けと言われる)

 

こういったところはパパさんではケアできません。

やはり女性同士もそうだし

ベテランに心配事を聞いてもらうことで

ママさんも安心できる。

 

知らない方は多いかもしれません、

むしろ知らないほうが良いのですが、

乳腺炎、気をつけてください。

 

おまけ

 

乳腺炎で母乳が美味しくないと

赤ちゃんが飲んでくれなくなります。

そんなときは哺乳瓶で吸ったと同時に

 

素早くママさんとすり替え!

 

赤ちゃんは可愛そうですが致し方ありません。

 

哺乳瓶の吸口も赤ちゃんによって

吸いやすかったり吸いにくかったりするので

数種類あったほうが良いでしょう。

やはり吸い疲れて途中で寝てしまうかもしれません。

 

 

パパさんもママさんが苦しんでいる姿、

見たくないですよね。

 

 

tanonobu.hatenablog.com