こじんてきしゅかん

育児、教育、ゲームなど日々を雑多に、へー、ふーん、くすっ、とするようなブログを目指しています。

緘黙(かんもく)って知ってますか?8(※うちの場合)

卒園間際になると、

(軽い)進路相談が幼稚園でありました。

 

長女のときも出たのですが、

順番待ちで教室で待機していると、

他の同級生たちは声を出して本を読んでいました。

・・・うちの娘は字を読めない

・・・と言うか、文字知らないんだけど

衝撃を受けまして、帰りに小学1年生準備号?の

ひらがな50音表と50音かるたが付録のものを

買って帰ったなぁ、と思い出しながら。

 

と、

自分たちの順番になって、

担任じゃなく副園長先生との面談でした。(良かった)

好きな食べ物は?

幼稚園の思いでは?

小学校行ったら何がしたい?

・・・やはりしゃべりません。もじもじうつむくだけ、

自分の助け舟には相槌をうつくらい。

 

「いや実は場面緘黙と言うそうでー」

「そうなんですかー、しゃべるのが苦手なんですかー」

 

学校へ上げるアンケート用紙みたいなものに、

緘黙と書いてもあれなのでー、

おしゃべりが苦手というニュアンスで書きますと。

(問題行動、障害等と同じく書かれてしまうとのこと)

まぁ、小学校に上がって環境が変われば

しゃべれるようになるかも、と簡単に。

 

緘黙と書かずに話が苦手・・・

つまりそう言うことでしょう。

先生が見てもなんじゃそれ?ってなるんでしょうか。

副園長先生も分かっていたのかどうかは不明です。

 

 

それからして身体検査は小学校でありました。

平日なので奥さんが一緒に行きましたが、

普通に会話できていたと。

 

勝算はありました。

長女が通う小学校、運動会のとき連れ行ってたのです。

楽しそう。大騒ぎ。お弁当だって一緒に食べました。

学校に興味深々で長女とずーっとはなしてたくらいです。

 

あのいじめっ子がいなければ大丈夫。

小学校に入れば大丈夫。

 

確信していました。

 

 

卒園前の学芸会。息子は動物の役。

当たり前ですが、セリフはありません。

でもすごく楽しそうでした。

言葉が無くても気の合うおともだちが数人。

帰って聞く話、毎日その子たちが登場していました。

と、

一緒に遊んでた男の子。

聞けば(緘黙ではないにしろ)

同じおしゃべりが苦手と言うことでした。

言葉はなくとも(あったかもですが)同じ雰囲気で

通じ合えたのかなぁと。

 

環境大事

 

 

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「最後ぐらい返事する?」

 

卒園式、

証書授与、息子の名前を呼ばれたとき、

とても小さく返事が聞こえた(ような気がした)

卒園の歌も口を開けて歌ってる(ような気がした)

・・・

悔いがあったのかなぁ・・・と

泣きながら小さな背中を眺めていました。

 

担任、 

「息子くん小学校ではしゃべれるようになるといいですね」

他に言うことあるだろと思いつつ、

息子は先生の耳元でお礼を言っていました。

 

やっぱり噂?は共有するもので、

どこのママさんも小学校に上がればー、

と同じ感じで心配してもらいましたが。

 

(息子ですが)ひとごとながら、

1年間(2年間?)よくも我慢できたなぁ、と。

自分が子どものときにしゃべらないことが

そんな期間あっただろうか?(いやない)

 

とても長く、とても疲れた1年間。

安堵も不安もあり、

また次女も通うであろう。

と、幼稚園を後にしたのです。